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坂東 玉三郎 氏
坂東 玉三郎
歌舞伎役者・映画監督・演出家

第11回 2024年2月17日(土)

私が想う『美』

講師


坂東 玉三郎 ばんどう たまさぶろう

プロフィール


1957年12月東横ホール『寺子屋』の小太郎で坂東喜の字を名のり初舞台。1964年6月十四代目守田勘弥の養子となり、歌舞伎座『心中刃は氷の朔日』のおたまほかで五代目坂東玉三郎を襲名。泉鏡花の唯美的な世界の舞台化にも意欲的で、代表作の『天守物語』をはじめ数々の優れた舞台を創りあげてきた。また歌舞伎の枠を超えて、世界の芸術家まで大きな影響を与え、賞賛を得てきた。若くしてニューヨークのメトロポリタン歌劇場に招聘されて『鷺娘』を踊って絶賛されたのをはじめ、アンジェイ・ワイダやダニエル・シュミット、ヨーヨー・マなど世界の超一流の芸術家たちと多彩なコラボレーションを展開し、国際的に活躍。映画監督としても独自の映像美を創造。2012年9月に、歌舞伎女方として5人目となる重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、また2013年にはフランス芸術文化章最高章「コマンドゥール」を受章した。

受賞歴等


1970年
芸術選奨新人賞
1971年
第8回ゴールデン・アロー賞演劇賞
1978年
第15回ゴールデン・アロー賞演劇賞
1981年
松尾芸能賞優秀賞
1985年
第3回都民文化栄誉章
1991年
フランス芸術文化勲章シュバリエ章・中国文化大学名誉文学博士号
1992年
泉鏡花文学賞特別賞
1997年
モンブラン国際文化賞
1997年
第39回毎日芸術賞
1997年
第5回読売演劇大賞最優秀男優賞
2009年
第57回菊池寛賞
2011年
第27回京都賞思想・芸術部門
2012年7月
重要無形文化財持者(人間国宝)認定
2013年
フランス芸術文化勲章コマンドゥール章
2014年
紫綬褒章
2016年
日本芸術院賞・恩賜賞
2018年
松尾芸能賞・大賞
2019年
岩谷時子賞
2019年
高松宮殿下記念世界文化賞
2019年
文化功労者 認定

ミニコンサート

演目


オカリナとクラシックギター

プログラム


・コンドルは飛んでいく/D.A.ロブレス
・生命の奇跡/村松崇継
・火祭りの踊り/M.デ・ファリャ 他
加藤優太(かとう  ゆうた)[クラシックギター]
加藤優太[かとう ゆうた](クラシックギター)
1992年、福岡県出身。8歳よりギターを松下隆二氏に師事。修猷館高等学校を卒業後、スペインのセゴビア音楽院にてF.クエンカ氏に学ぶ。studio Quokka代表。
弓場さつき[ゆば さつき](オカリナ)
1991年、福岡県出身。10歳よりオカリナを始め、修猷館高等学校を卒業後、山梨県に移り住み大沢聡氏の元へ弟子入りする。studio Quokka副代表。
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